2025年3月1日から活動を始めた「かくれ念仏洞穴保存会法灯会」(発起人:熊谷深信)が、『かくれ念仏巡礼必携』という冊子(300円)を作成しました。

この冊子に書かれている「かくれ念仏とは?」、「本会の活動目的」、「冊子作成の目的」を、以下に要約して転記します。

島津氏の支配した今の鹿児島県を中心とする地域では、約300年に亘って浄土真宗の厳しい取り締まりの政策がありました。その凄惨な歴史や禁制下にも信仰を保ってきた人々の営みのことを「かくれ念仏」と言います。

この会は、かくれ念仏の法座が執り行われた洞穴である「かくれ念仏洞穴(かくれ念仏ガマ)」について、保存状態など現状を確認し、後世に伝えていくよう、保全活動をしていくことを主たる目的として組織されました。

その活動の一環として、かくれ念仏洞穴を取材・写真撮影してまとめたのが、『かくれ念仏巡礼必携』です。この冊子は、忘れ去られ、消失の危機に晒されているかくれ念仏洞穴を、少しでも多くの方に知ってもらいたいという思いで作成されました。

冊子には、宗教弾圧とかくれ念仏の実態が絵付きで分かりやすく解説され、鹿児島県と宮崎地区のかくれ念仏洞と関連施設の場所(概略地図)と写真が掲載されています。以下は「大隅エリア」からの1例です。

会長:熊谷深信 電話090-9900-6488

事務局連絡先:〒891-2116垂水市柊原362眞宗寺 電話0994-32-1620


なお、大隅史談会の本ニュース記事でも、これまでに探訪した「黒羽子の隠れ念仏洞穴(鹿屋市吾平町)」と「朝倉の隠れ念仏洞(鹿屋市輝北町諏訪原)」を紹介しています。

(文責:朝倉悦郎)