11月25日に「鹿屋ふるさと探訪会」の20名で、鹿屋市内の永野田町、南町、獅子目町、大姶良町、永小原町にある約20ヶ所の史跡をめぐりました。大隅史談会役員の朝倉悦郎と白井森芳の両氏が案内と説明をしました。

永野田町では、東京にある浅草寺の観音を祀った「永野田観音」、操業開始してから104年目の「澱粉工場」、720年大隅国初代国司陽候史麻呂が大隅隼人に急襲されて息絶えた所とされている「国司塚」、「庚申塔」などを回りました。

南町では、石像群で有名な「含粒寺」、造形美と年代の古さが珍しい「烏ヶ山の観音像・月待供養塔」、畑の中に石柱だけが残る「肝付兼成の墓」を見ました。

獅子目町では、鎌倉から江戸時代にわたる長期間の一大供養塔群がある「清水の石塔群」を見ました。

大姶良町では、「梅北の乱」に連座して一族全員64人が処刑された大姶良地頭の伊集院三河守一族の霊を祀ったという「参河(みかわ)神社跡」、8本の腕を持つ珍しい青面金剛像が彫られた庚申塔がある「岩戸神社」、「篠塚板碑・忠魂碑・西南役紀念碑」、名僧の玉山玄堤和尚が建立した「龍翔寺跡」を回りました。

浜田町の「玉山禅師上陸之地記念碑」と「呑海庵跡」、永小原町の「小浜観音と古石塔群」を見て、今回の史跡めぐりを終えました。

各史跡の説明は、今回の参加者への配布資料をご覧ください。