大隅史談会が毎年発行している『大隅』誌の第66号の内容が確定し、校了しました。これから印刷に回り、5月上旬に発刊の予定です。
表紙の写真には鹿屋市吾平町の立神公園にある奇岩が採用されました。
今回は、17篇の論考・報告・資料、俳句、短歌、薩摩狂句、エッセーからなり、210ページほどになりました。以下にタイトルと投稿者を示します。
一 邪馬壹国ってどこにあった? 正しい邪馬台国への理解の為に : 内倉武久
二 ウガヤフキアエズノミコトの生誕伝説地について : 朝倉悦郎
三 神社考 : 清水純夫
四 鹿児島県下出土の中世の炭化米関係資料 ー食べものの歴史の一端ー :上床 真
五 明智光秀の伝説を追って その二 :上村修三
六 惟任日向守と長子光慶 :柳別府武志
ー光慶の末裔が語る乱世戦国からの土岐明智一族の再興ー
七 「嶋津右馬頭以久公屋敷跡」発掘調査開始報告 :宇宿啓志
八 「甑島移住史」資料① 故植村定氏書写による冨ケ尾移住史 :橋口 滿
九 垂水の文化と薩藩漢学者 その二 :上園正人
十 お長屋 :羽生文彦
十一 関西で見る郷土の三偉人の書 :渡口行雄
東郷平八郎、大久保利通、西郷隆盛の石碑の書体について
十二 ー故植村定氏書写によるー 村内各少學校調査 甑島郷土史資料 :橋口 滿
十三 石碑から見る大隅の歴史 ーその五ー :瀬角龍平
・大隅における西南戦争の招魂碑(墓) (その一)
・「辨才天」扁額 (菅原神社蔵)
・「大悲閣」扁額 (上市木の川地観音堂)
・高崎正風の書 (垂水市 川井田家所蔵)
・寶満橋完成に係る板書 (志布志大慈寺蔵)
・水神 (鹿屋市串良下小原、下小原池)
・西南戦争記念碑 (志布志市寶満寺跡)
・敷山上霊光彦命墓(迫田孫次郎) (肝付町高山、日新墓地)
・記念碑 (志布志市志布志町森山県営種馬所跡)
・小牧昌平翁頌徳碑及び碑文 (田代柴立 若宮神社境内)
・有村一同祖先歴代之總塔 (鹿児島市有村共同墓地)
十四 高須の水力発電所跡について :上原義史
十五 第六垂水丸遭難事故 :福谷 平
十六 永田良吉伝 :小手川清隆
十七 資料紹介:「正安の五輪塔」の三次元計測 :高嶺光佑
十八 令和四年度の「現地研修会」報告 :朝倉悦郎
十九 「大園橋」危機一髪! :小手川清隆
二十 俳句 :たるみず俳句講座他
二十一 短歌(1) :肝付短歌会
二十二 短歌(2) :華短歌会鹿屋・曽於支部
二十三 薩摩狂句 :安楽雪ん子・井之上三ちゃん
二十四 梅花随想(エッセー) :畑地芳子
【会員名簿・編集後記】など
なお、既発行分の在庫の有無や入手方法は、本ホームページの「大隅の情報」内の『大隅』をご覧ください。