昭和11年に海軍鹿屋航空隊が開隊してから現在に至るまでの、膨大な歴史資料を無料で見学できる施設です。海上自衛隊鹿屋航空基地の敷地内にあります。
先の大戦における特別攻撃隊にまつわる遺品などのほか、日本の名機「零式艦上戦闘機52型」が復元展示されています。また、海上自衛隊の現在の活動なども紹介されています。
中でも、特攻隊員の遺言書は特に若い世代の人たちに大きな衝撃をもたらすものです。第二次世界大戦末期、鹿屋海軍航空基地からは908名が特攻隊員として南方に出撃しました。日本で最も多く特攻隊員が飛び立った地が、この鹿屋です。
屋外には16機もの機体が展示されています。特に人気が高いのは旧日本海軍時代に利用されていた二式大型飛行艇で、現存する最後のものです。
隣接する鹿屋市観光物産総合センター では、土産を買ったり、食事ができます。