大隅地域には、建国神話の伝承地が多くあり、関連の神社や石碑などがあります。
その一つ、肝付町宮下(みやげ)には、神武天皇のご両親(ウガヤフキアエズノミコトとタマヨリヒメ)のお住まいがあった「神代聖蹟西洲宮跡」、そのご両親などを祀る「桜迫神社」があります。

近くの肝属川の横には、神武天皇がお生まれになった「神武天皇御降誕傳說地」、胎児(神武天皇)を包んでいた膜や胎盤などの胞衣(えな)を埋めた「イヤ塚」があります。地元の方言で胞衣をイヤといいます。

昭和の初めころまでは、ここは小学生が遠足によく行く場所でした。