太平洋戦争中の昭和19年(1944年)2月6日に、定員の倍の700名以上を乗せた第六垂水丸は、垂水港を出て鹿児島に向けて方向転換する時に、バランスを崩して転覆、沈没しました。
亡くなられた方が540名(2023年2月1日 現在)と、 日本海難事故2番目という大惨事でした。遭難者の多くは、大隅半島の各地にお住まいでした。
旧垂水港に「第六垂水丸遭難者慰霊之碑」があり、遭難者の名前が刻まれています。
戦時中のこの悲劇を後世に伝えるために、垂水市では毎年「第六垂水丸の遭難を語り継ぐ会」を開催しています。
今回初めて、垂水市と近隣の1市2町で”「第六垂水丸」の悲劇を語り継ぐパネル展示会」を開催します。当時の新聞記事や写真、体験談などを展示します。
大隅史談会がパネル展示会を企画し、事故犠牲者が多い地の、以下の4会場を選びました。
会場1 「垂水市立図書館」
開催期間:2月7日(水)~28日(火)
会場2 「鹿屋市役所」
開催期間:2月6日(月)~10日(金)
会場3 「肝付町文化センター」
開催期間:2月6日(月)~11日(土)
会場4 「南大隅町根占図書館」
開催期間:2月5日(日)~11日(土)