本年4月に、垂水市浜平のシラス台地下に、垂水海軍航空隊の施設防空壕と考えられる大規模施設が確認されました。
上の図は、本防空壕(赤色部)の概略図を示す資料と思われるものです。なお、現地は立入禁止です。
そこで大隅史談会は、垂水市議会議長宛に「垂水の防空壕保存・活用」に関する陳情書を、10月12日に提出しました。
12月9日に総務文教委員会が開催され、陳情書が付託案件として審議されました。10分くらいの審議後に、全委員の賛成で、本会議に上程されました。
12月19日に開催された垂水市の最終本会議で、「垂水海軍航空隊関連とみられる防空壕の保存・活用を求める陳情」が採択されました。
本防空壕については、今後、戦跡研究や文化財保護に関する専門家を交えた調査、意見聴取等を行い、平和学習及び歴史教育資料として保存・活用されることを望みます。